バイク万年初心者ライダー

技術も知識もしょっぱい万年バイク初心者が、無い頭を振り絞って書いていきたいブログ。

意外と楽しい!?ジャイロキャノピー

 山道のワインディング等でバイクを傾けて駆け抜ける…運転の醍醐味と言っても過言ではないでしょう。でも万年初心者を自称している僕、体を倒すのは正直怖い。街乗り程度なら問題ないくらい倒せます。が、ベテランライダーの人達がギリギリまで傾けて颯爽と走っているのを見るたびに、自分もあれくらい自由に乗りこなせたらなあと少し嫉妬してしまいます。

 ところで僕は宅配のアルバイトをしているのですが、そこで乗っているのがジャイロキャノピーというバイク。町中でよく見かけるでしょうが、普通の二輪車と違い後輪が2つあるため滅多なことでは倒れないようになっています。これが意外と楽しいんですよ。特に僕みたいに普通のバイクだと怖くて傾けられない…という方にはうってつけ。滅多なことでは倒れないし、でも操作感は二輪と遜色ない。車重が軽いのもあって、普段はあまり倒せない僕でもバイクの旋回を十分に楽しめます。まあ、仕事ではありますが(笑)。ちょっとした右左折でグルンッと曲がってみて、自分の運転が上手くなったような錯覚に陥ったりして悦に入ってたり…そこ、キモイとか言わない。

 ちなみに50ccのため普通免許でも乗れます。またスクータータイプなのでマニュアル車の操作を覚える必要もありません。ちょっと興味がある学生やフリーターの方なら、ぜひ宅配のアルバイトはお勧めですね。社会人で余裕のある方なら、普段使いにも便利ですしお持ちの車やバイクのサブとして購入を考えてみてもいいんじゃないかなと思いますよ。

思い出しライディング

 運転免許。公道走行を許可するライセンス。僕も二輪は一応大型まで持ってます。が、あくまで運転してもいいよという最低限の基準。エキスパートな技術を保証するわけでは無いんですよね。そこ10時間20時間程度で覚えたものは、意識してないとむしろ劣化することもあるもんで。

 中免取得の一年後に大型のため再び教習所の門を叩いたわけですが、自分の運転が自己流かつ下手くそだと指摘された時はショックでしたね。苦労して免許をとり、一年間普通に乗っていたつもりだったのに…。免許が取れたことに心を許して何も考えてなかった証拠。そりゃ五回やそこらコケますな(

 いざ教習所で大型に乗ってみると、中型とのあまりの違いに愕然。曲がらない、倒せない。でも実は僕自身の運転が滅茶苦茶だったのが中型だと目立ちにくかっただけで、大型に挑戦したことでそれが明るみに出ただけ。目線が先を見てない、エンジンブレーキかけすぎ、ハンドリングだけで曲がろうとする、ギアチェンジのタイミングがちぐはぐetc.etc... 漠然と乗ってるだけではダメなんだと痛感しました。

 特にライディングポジションを強く指摘されましたね。中型だと街乗り程度なら力任せで何とかなっていたんですが、それがいけなかった。バイクを操るのに腕しか使ってなく、身体が全く動いていなかったんです。これはバイクの乗り方として最悪ですね。

 指導されたのが、お尻を曲がる方にずらし身体を持っていくこと。曲がる側の肩を引くこと。これだけで全然違いました。重心の移動だとか難しい言葉で考えてると出来なかったのですが、どこをどう動かすか決まった形でやるだけで驚くようにすんなり曲がれるようになったのです。技術がどうだ感覚がどうだではなく、大切なのは決まった操作方法を覚えること。技術がないから、街乗りでは問題ないからと言い訳ばかりしてました、反省。

 そして目線が先を見ていない。これは中免のときも言われてましたが、免許取ったら元通りだったみたいですね。。怖くて近くを見てしまうのですが、その方が失敗するというのは人体の不思議というべきか(笑)。先というか、気持ち先の先くらいを見てると上手くいく印象ですね。

 エンジンブレーキとギアチェンジはバイクのことを何もわかっていないのが露呈。エンブレかけすぎでタイヤがロックしそうと指摘されて冷や汗。そんな危険な運転してたのか…。フロントブレーキを全然使ってなく、その代わりのように使っていたという。友達がフロントブレーキかけすぎで事故ったので避けてしまっていたが、きちんと使おう。ギアチェンジも、ろくにアクセル戻さずにやって無駄に吹かしていたみたいで恥ずかしい限り。しっかり戻してすばやくギアチェン。

 

 免許が取れたからと、それにあぐらをかいてたらいつの間にやら初心者以下に。僕ほどひどい人もそうそういないかもしれませんが(笑)、たまには初心に返って自分の運転を見つめなおしてみるのはいかがでしょうか。

立ちゴケは辛い…バイク初心者が気を付けておきたかったコト

 立ちゴケ
 バイクに乗り始める前は立ちゴケ動画などを見て笑っていましたが、いざ自分の身に降りかかると全く笑えないんですよねコレ。
 納車初日にバイク屋から乗って帰ってたらちょっと道に迷ってしまい、Uターンしようとしたらガッシャーン!と派手にやっちまいまして。憧れのバイク納車でウッキウキなのが天国から地獄。涙目でバイクを起こしてると惨めだのなんの。幸い、近所のバイク乗りのおじさんが出てきて助けてくれ事なきを得(?)ましたが。もうね、女神に見えたね。おじさんだけど。
 大事には至りませんでしたが、カウルには痛々しい傷が。対策していれば多少なりとも防げたのでは…と後悔しきり。
 というわけで、自分なりに初めてのバイクで気を付けたり対策しておいたほうがいいことを。 


・足付き、シート、サスペンション
 バイク選びの時点で気を付けるべきことですね。これに乗りたい!っていうのは人それぞれあるでしょう。が、自分の身長を鏡で見てみよう。現実から目を背けても足は伸びませんよ!身長が控えめな方はオフロードやモタード、車高が高いSS等ではなくアメリカンから選んでみては。

 足付きが心配だがどうしても乗りたいバイクがあるという方は、シートやリアサスを低車高の物に変えましょう。僕も当初は爪先立ちでやっとという状況で、何回もコケました。でもリアサスを変えてからは嘘のようにそんなことは無くなったんですね。ケツの跳ね上がりが小さくなってダサいかなとも思いましたが、コケるのはそれ以上にダサい(笑)。道路は平坦ではなく、常に余裕を持った体勢とは限らない。無理をせず自分にあった高さに。

・車重、引き起こし

 バイクは鉄の塊。教習所で習ったとはいえ、事故って混乱してる時にそうやすやすと持ち上げられません。筋骨隆々の大男でも無い限り、やはり初めてのバイクでは見栄を張らず重すぎないところから選んだほうが無難でしょうね。慣れて上手くなるのは公道に出てからだと愛車を倒すしかなくなるので、教習中に出来るだけ練習したいところ。

・ミラー

 僕の愛車はミラーが根本では前後にしか動かず、コケると高確率でポッキリ逝きます…。360°動く汎用タイプの方がその辺は強い。ミラーにウィンカーがあるタイプは折れると悲惨なので最初のバイクに選ぶのは勇者か金持ち。

・スライダー

 斜体横に付ける短いつっかえ棒みたいなヤツ。存在自体は知っていたんですが、コケた時のこと考えるなんて(笑)と付けてなかったんです。結果、カウルが傷だらけに……。特にフルカウルだとあった方が良いでしょうね。

 バイクが倒れて足が挟まれそうになった時にちょうど隙間になって助かったという話もありますし、自分の身も守れて一石二鳥!

・エンジンガード

 上のスライダーと似たような用途。こちらはネイキッドやアメリカン等のむき出しのエンジンを守るためにつけるものですね。そう、教習車に付いてるあの、ダサいアレ。ダサいって言っちゃダメかな、ハーレーとか逆にカッコイイ気がする。自分の体を守る意味でもスライダーよりはるかに大きいため有効。

 スライダーやエンジンガードは、取り付け位置的に事故の際フレームやその他の箇所を痛めることもあります。しかし、そもそも速度を出していたりただでは済まないだろうって状況でのことが多いので、立ちゴケ等にはやはりこれらは効果的でしょう。

 

…とまあこんな感じでしょうか。

何にせよ、格好ばかり気にしたり変にお金をケチると後々泣きをみる事になりますよ、僕のように。。

足が短いから車高短、力が無いから軽い車両、教習所では倒しまくり、心配性でエンジンガード。大いに結構!

自分にあった、安全で快適なバイクライフを!

中途半端とは言わせない!400ccバイクのススメ

 二輪免許を取得し現在Ninja400Rに乗っていますke1yaです。

 250と違って車検がある一方、大型にはパワーで負ける。なにかと不遇な印象の400クラス。大型、ナナハン、リッター・・・確かに魅力的な響きです。しかし見栄や憧ればかりでバイク本来の楽しさを忘れてはいませんか?

 僕も最初はそうでした。本当は大型に乗りたいのにお金の都合で400に。だがやはり憧れを捨てきれず大型二輪免許を取得。でも教習の時に思ったんです”大型って、扱いづらい!”と。中型より速い、程度の認識で挑んだら曲がらないわポールは倒すわ。。メリットであるはずのスピードやパワーも低速時の調節が難しい。それで排気量の大小は単純なグレードではなく、もはや別の乗り物だと気づいたんです。

 しかし小回り等の扱いやすさでは250の方が上。ゆえに中途半端と言われるのですが、ちょっと待って下さい。バイクの楽しさは小回りだけですか?速さだけですか?どちらもバイクの魅力の一面でしかありません。手軽な250にしたらツーリングで高速が辛い、逆に大型だと街乗りが億劫だという声を聞きます。その点400は高速走行の安定性もありつつ、街乗り程度の小回りも十分です。また大型だと日本の道路ではしばしばパワーを持て余しますが、400だと高回転域まで使え「自分がコントロールしきっている感」を持てるのも魅力です。日本独自クラスなのもあり、日本人の体格や道路状況に最も合った排気量と言えるでしょう。ただ、日本独自ゆえに車種の少なさやボアダウンはネックですが・・・(笑)

 

要するに何が言いたいかというと、

 

 ”中途半端”じゃなくて”ぴったり”だ!!!!

 

ってことです!

みんなも乗ろう400cc!!