バイク万年初心者ライダー

技術も知識もしょっぱい万年バイク初心者が、無い頭を振り絞って書いていきたいブログ。

思い出しライディング

 運転免許。公道走行を許可するライセンス。僕も二輪は一応大型まで持ってます。が、あくまで運転してもいいよという最低限の基準。エキスパートな技術を保証するわけでは無いんですよね。そこ10時間20時間程度で覚えたものは、意識してないとむしろ劣化することもあるもんで。

 中免取得の一年後に大型のため再び教習所の門を叩いたわけですが、自分の運転が自己流かつ下手くそだと指摘された時はショックでしたね。苦労して免許をとり、一年間普通に乗っていたつもりだったのに…。免許が取れたことに心を許して何も考えてなかった証拠。そりゃ五回やそこらコケますな(

 いざ教習所で大型に乗ってみると、中型とのあまりの違いに愕然。曲がらない、倒せない。でも実は僕自身の運転が滅茶苦茶だったのが中型だと目立ちにくかっただけで、大型に挑戦したことでそれが明るみに出ただけ。目線が先を見てない、エンジンブレーキかけすぎ、ハンドリングだけで曲がろうとする、ギアチェンジのタイミングがちぐはぐetc.etc... 漠然と乗ってるだけではダメなんだと痛感しました。

 特にライディングポジションを強く指摘されましたね。中型だと街乗り程度なら力任せで何とかなっていたんですが、それがいけなかった。バイクを操るのに腕しか使ってなく、身体が全く動いていなかったんです。これはバイクの乗り方として最悪ですね。

 指導されたのが、お尻を曲がる方にずらし身体を持っていくこと。曲がる側の肩を引くこと。これだけで全然違いました。重心の移動だとか難しい言葉で考えてると出来なかったのですが、どこをどう動かすか決まった形でやるだけで驚くようにすんなり曲がれるようになったのです。技術がどうだ感覚がどうだではなく、大切なのは決まった操作方法を覚えること。技術がないから、街乗りでは問題ないからと言い訳ばかりしてました、反省。

 そして目線が先を見ていない。これは中免のときも言われてましたが、免許取ったら元通りだったみたいですね。。怖くて近くを見てしまうのですが、その方が失敗するというのは人体の不思議というべきか(笑)。先というか、気持ち先の先くらいを見てると上手くいく印象ですね。

 エンジンブレーキとギアチェンジはバイクのことを何もわかっていないのが露呈。エンブレかけすぎでタイヤがロックしそうと指摘されて冷や汗。そんな危険な運転してたのか…。フロントブレーキを全然使ってなく、その代わりのように使っていたという。友達がフロントブレーキかけすぎで事故ったので避けてしまっていたが、きちんと使おう。ギアチェンジも、ろくにアクセル戻さずにやって無駄に吹かしていたみたいで恥ずかしい限り。しっかり戻してすばやくギアチェン。

 

 免許が取れたからと、それにあぐらをかいてたらいつの間にやら初心者以下に。僕ほどひどい人もそうそういないかもしれませんが(笑)、たまには初心に返って自分の運転を見つめなおしてみるのはいかがでしょうか。